エージェント設定
エージェント設定は、Oliver の AI エージェントを設定する画面です。AI エージェントとは、文書検索、ワークフロー管理、メタデータの抽出、墨消しなどの作業をそれぞれ受け持つ専門のエージェントです。エージェントごとに、使用するモデル、利用できるツールとメモリトピック、作業を委任できる他のエージェント、コンテキストの管理方法を調整できます。
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エージェント設定のエージェント一覧概要
エージェント設定には 4 つのタブがあります。
| タブ | 内容 |
|---|---|
| エージェント | 組み込みのエージェントとカスタムエージェントの設定がすべて表示されます。エージェントを開くと、設定を確認、変更できます。 |
| システムプロンプト | エージェントが使うシステムプロンプトのライブラリです。組み込みのプロンプトは読み取り専用で、カスタムプロンプトは作成も編集もできます。 |
| メモリトピック | エージェントが読み書きする長期的な知識のトピックです。システムのトピックは読み取り専用で、ユーザーのトピックは作成も管理もできます。 |
| エージェントツール | エージェントが使えるツールのライブラリで、カテゴリーごとに分かれています。組み込みのツールは読み取り専用で、カスタムツールを追加できます。 |
どのタブにも検索バーと 新規作成 ボタンがあります。
エージェント
エージェント タブには、すべてのエージェント設定が一覧で表示されます。各カードには、エージェント名、ツールとメモリトピックの数、使用するモデル、プロンプトのおおよそのトークン数が表示されます。
Docwize には、次の 16 の組み込みエージェントがあります。
| エージェント | 役割 |
|---|---|
| 文書取り込みエージェント | アップロードされたばかりの文書を、ファイリングまで導きます。保存先の指定がないアップロードは、既定でこのエージェントが扱います。 |
| 文書検索エージェント | キーワード検索とセマンティック検索で全文書を検索し、引用元を検証します。 |
| 文書発見エージェント | 識別子、フォルダー内の文書一覧、キーワード、概念から候補となる文書を探し、結果を簡潔にまとめて呼び出し元のエージェントに返す、内部用の専門エージェントです。ユーザーが直接使うものではありません。 |
| 文書レビューエージェント | 複数の文書をまとめて読み、与えられた分析の指示に沿って文書ごとの所見を報告します。フォルダー全体のレビューで内部的に使われます。 |
| 検索検証エージェント | 検索結果を検証して要約します。複数の結果の関連性をまとめて確認し、引用元を検証します。 |
| メタデータ検索エージェント | カスタムフィールド、グリッドリンク、レコード、連絡先、参照データといった構造化されたメタデータを検索、管理します。 |
| レコードエージェント | レコードの作成、編集、表示を行います。レコードは、テンプレートに沿って文書を作成する Docwize のウィザードです。 |
| 文書墨消しエージェント | 文書のページにある機密情報を墨消しします。 |
| 文書テンプレートエージェント | Word と Excel の文書テンプレートの作成と編集を手伝います。 |
| ワークフローエージェント | ワークフローのインボックスに関する問い合わせ、対応依頼、ワークフローの詳細、ワークフローの操作を扱います。 |
| チャート・仮想インターフェースエージェント | チャートと、仮想インターフェースのダッシュボードを作成します。 |
| システム設定エージェント | カスタムフィールド、グリッドリンク、ワークフロー、プラグインといったシステムの設定を行います。 |
| メールテンプレートエージェント | HTML メールのテンプレートを作成、編集します。 |
| エージェント設定 | エージェント設定画面から、エージェント、ツール、システムプロンプトを設定します。 |
| Oliverスーパーバイザー | ユーザーからの依頼を、適した専門エージェントに振り分けます。 |
| テスト自動化エージェント | テストを自動で実行するパイプラインを管理します。 |
ユーザーが作成したカスタムエージェントもこの一覧に表示され、すべての項目を編集できます。
エージェントを設定する
エージェントのカードを選択すると、その設定が開きます。組み込みのエージェントでは、上部に次のお知らせが表示されます。
組み込み — モデル、デフォルトエージェント、委任先エージェント、オープン可能なサーフェスのみ変更できます。その他の項目は読み取り専用です。
カスタムエージェントでは、すべての項目を編集できます。
組み込みエージェントのエージェントとシステムプロンプトのセクションエージェントのセクション
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| エージェント名 | Oliver のエージェント選択欄に表示される名前です。組み込みのエージェントでは変更できません。 |
| モデル | このエージェントが使う AI モデルです。組み込みのエージェントでも変更できます。選べるモデルは、Anthropic の Claude Fable 5、Claude Sonnet 5、Claude Mythos 5 と、OpenAI の GPT-5.6(Sol、Terra、Luna の 3 種類)です。 |
| 推論 | モデルが 1 ターンごとにどこまで推論するかを決めます。オフ、低、中、高、超高、最大、自動から選びます。組み込みのエージェントでも変更できます。 |
| 最大LLMターン数 | エージェントが止まるまでにモデルを呼び出せる最大のターン数です。組み込みのエージェントでも変更できます。 |
| デフォルトエージェントに設定 | オンにすると、Oliver のチャットのポップアップでこのエージェントが最初から選ばれた状態になります。既定のエージェントにできるのは、一度に 1 つだけです。 |
| 合計トークン | エージェントのプロンプトのトークン数の合計です。表示のみで、設定を変えると更新されます。 |
システムプロンプトのセクション
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| システムプロンプトモード | システムプロンプトをどのように指定するかを表します。たとえば 既存のプロンプトを使用 です。組み込みのエージェントでは変更できません。 |
| システムプロンプトを選択 | このエージェントに割り当てるシステムプロンプトです。組み込みのエージェントでは、参照用にプロンプトの本文が表示されます。カスタムエージェントでは、ライブラリのどのプロンプトでも選べます。 |
許可されたツール
エージェントが使えるツールを指定します。ツールは 18 のカテゴリーに分かれています。各カテゴリーの横の数字は、そのカテゴリーのツールのうち、いくつが有効になっているかを示します(例: 4/10)。
カテゴリー: チャート・画面、連絡先、基本機能、カスタムフィールド、データビュー、文書、文書テンプレート、メール、メールテンプレート、フォルダー、GitHub、画面、OLIVER基本機能、プラグイン、レコード、マスキング、検索、ワークフロー
メモリトピック
エージェントが参照できるメモリトピックを指定します。トピックには、システム(プラットフォーム共通の知識で、読み取り専用)と ユーザー(セッション中にエージェントが書き留めた、ワークスペース固有の知見)の 2 種類があります。数字は、このエージェントで有効になっているトピックの数を種類ごとに示します。
委任可能なエージェント
このエージェントが作業の一部を任せられる、他のエージェントの一覧です。すべて選択 ですべてのエージェントを有効にするか、エージェントを 1 つずつオン・オフします。
開けるサーフェス
エージェントがユーザーのために開ける、Docwize に組み込まれた画面(サーフェス)を指定します。サーフェスへのリンクを機能させるには、許可されたツール で ネイティブサーフェスを開く ツールを有効にしておく必要があります。
選べるサーフェス: エージェント設定、カスタムフィールド、Custom Field Viewer、文書テンプレートビルダー、Email Send、メールテンプレート作成、探索、PDF Preview、プラグイン設定、Search Surface、仮想インターフェース
許可されたワークフロー
エージェントが開始できるワークフローテンプレートを指定します。ワークフローへのリンクを機能させるには、許可されたツール で ワークフローを開始 ツールを有効にしておく必要があります。
ユーザーがアクセスできるすべてのワークフローを許可 をオンにすると、利用できるすべてのワークフローを開始できるようになります。テンプレートを個別に選ぶこともできます。無効 と表示されたテンプレートは、使用を停止したワークフローテンプレートで、参照用に一覧に残っています。
重要な文書
エージェントに常に参照させる文書を選ぶ欄です。ここに追加した文書は、どのセッションでもエージェントが参照できます。
コンテキスト管理
セッション中のコンテキストウィンドウを Oliver がどう管理するかを細かく調整します。すべての欄を空欄のままにすると、サーバーの既定値が使われます。
| 設定 | 既定値 | 説明 |
|---|---|---|
| L1 オフロード閾値(バイト) | 8192 バイト | これより大きいツールの結果は、コンテキストに保持せず、アーティファクトとして保存します。 |
| L1 プレビューバイト | サーバーの既定値 | 結果をアーティファクトに移したときに、プレビューとして表示するバイト数です。 |
| L2 経過ターン閾値 | 6 ターン | これより多くのターンを経たツールの結果は、コンテキスト内で圧縮(スタブ化)されます。 |
| L2 最近ターン保持数 | サーバーの既定値 | スタブ化を始める前に、そのまま残しておく直近のターン数です。 |
| L3 圧縮トリガー(%) | 70% | コンテキストがモデルの上限のこの割合に達すると、古いメッセージを要約します。 |
| L3 最近メッセージ保持数 | サーバーの既定値 | ステップの途中で圧縮するときに、残しておく直近のメッセージ数です。 |
| L4 緊急トリガー(%) | 85% | コンテキストがこの割合に達すると、コンテキストを大幅に切り詰めます。 |
| L4 保持メッセージ数 | サーバーの既定値 | 緊急の圧縮で残しておくメッセージ数です。 |
| 圧縮バッファ (%) | 9% | プロンプトがモデルのウィンドウの上限に届かないよう、常に空けておく余裕です。 |
システムプロンプト
システムプロンプト タブには、すべてのシステムプロンプトのテンプレートが一覧で表示されます。各カードには、プロンプト名、バージョン、内部識別子、プロンプトの本文のプレビューが表示されます。
組み込みのプロンプトは読み取り専用です。カスタムのシステムプロンプトを追加するには、新規作成 を選択します。追加したプロンプトは、エージェントの設定の システムプロンプトを選択 で、どのエージェントにも割り当てられます。
メモリトピック
メモリトピック タブには、エージェントがセッション中に参照し、更新する知識のトピックがすべて一覧で表示されます。
| 種類 | 説明 |
|---|---|
| システム(読み取り専用) | カスタムフィールド、文書管理、ワークフローの動作など、プラットフォームに組み込まれた知識のトピックです。エージェントは読むことはできますが、変更はできません。 |
| ユーザー | ワークスペース固有のトピックで、エージェントが気付いたことをもとに自動で作成するか、手動で追加します。編集も削除もできます。 |
カスタムのメモリトピックを追加するには、新規作成 を選択します。
エージェントツール
エージェントツール タブには、エージェントが使えるツールがすべて、カテゴリーごとに表示されます。各カードには、ツール名、内部識別子、所属するカテゴリー、ツールの機能の説明が表示されます。
組み込みのツールは、次のカテゴリーに分かれています: チャート・画面、連絡先、基本機能、カスタムフィールド、データビュー、文書、文書テンプレート、メール、メールテンプレート、フォルダー、GitHub、画面、OLIVER基本機能、プラグイン、レコード、マスキング、検索、ワークフロー
カスタムツールを追加するには、新規作成 を選択します。追加したツールは、エージェントの設定の 許可されたツール で、どのエージェントでも有効にできます。
カスタムエージェントを作成する
エージェント タブで 新規作成 を選択すると、カスタムエージェントを作成できます。作成した直後のエージェントには、ツールもメモリトピックもシステムプロンプトも割り当てられていません。使い始める前に、すべてのセクションを設定してください。
作成したカスタムエージェントを Oliver のチャットのポップアップで使えるようにするには、デフォルトエージェントに設定 をオンにするか、エージェント選択欄に表示されるようにします。
関連する設定
- Oliver — Oliver のチャット画面とエージェントの構成の概要
- 連携のステップ:Oliver を実行 — 設定したエージェントをワークフローのステップとして実行する
- 権限 — エージェント設定を利用するのに必要な権限