墨消し
墨消しは、文書を共有する前に、見せてはいけない部分を隠す機能です。たとえば、個人の連絡先、口座番号、ロゴなどが対象になります。Docwize では文書のプレビューで墨消しを行います。隠す部分を黒いボックスで指定し、ボックスを確認してから、ファイルに焼き込みます。焼き込むと、ボックスの下の内容はファイルそのものから削除されるため、その後はコピーも検索もできません。
隠す部分は自分で指定することも、利用が有効になっていれば、「すべてのメールアドレスと電話番号を墨消し」のような説明から 自動墨消し に探させることもできます。
墨消しでできること
- 選択したテキストを右クリックメニューから墨消しする
- 墨消し ツールで、ページ上の任意の範囲に墨消しのボックスを描く
- 描いた矩形を墨消しに変える
- 墨消しを確定する前に確認・調整する
- 墨消しを文書ファイルに焼き込む
- 墨消し前のファイルを ファイルバージョン で確認する
- 自動墨消し に説明を入力して墨消しを追加させる
- 墨消しをクリア で文書上のすべての墨消しを一度に削除する
墨消しのツール
墨消しのツールは、文書プレビューの左側にある注釈ツールバーに、ほかの注釈ツールと並んでいます。また、2 つの右クリックメニューからも墨消しができます。
| ツール | 名前 | 機能 |
|---|---|---|
![]() | 墨消し | ページ上でドラッグした範囲に墨消しのボックスを描きます。ショートカットは X です。 |
![]() | 自動墨消し | 自動墨消し ダイアログを開きます。Enable Auto Redaction 権限がある場合にのみ表示されます。 |
| 選択したテキストを右クリック | Redact Text | 選択したテキストに墨消しのボックスを重ねます。 |
| 矩形を右クリック | Redact | 矩形の注釈を、同じ範囲の墨消しのボックスに置き換えます。 |
焼き込む前の墨消し
墨消しのボックスは、焼き込むまではライブ注釈です。下の内容が透けて見える灰色のボックスとして表示されるため、各ボックスが正しい範囲を覆っているかを確認できます。焼き込むまでは、ボックスの下のテキストはファイルに残っているため、この時点ではまだ文書を共有しても安全ではありません。
ライブの間は、ほかの注釈と同じように墨消しを削除でき、レビューパネルにも一覧表示されます。注釈の変更や削除の方法は注釈を参照してください。

墨消しを文書に焼き込む
ボックスが正しければ、プレビューツールバー上部の 注釈を焼き込む をクリックします。Docwize はファイルの新しいバージョンを作成し、そのファイルでは次のようになります。
- 各ボックスの下のテキストは削除され、選択、コピー、検索ができなくなります。
- 画像は、ボックスの下の部分だけが黒く塗りつぶされ、それ以外の部分はそのまま表示されます。
- PDF に添付されているファイルは削除されます。
- それ以外のテキストや内容はそのまま残ります。
このボタンは、墨消しだけでなく、文書上のすべてのライブ注釈を焼き込みます。注釈を文書に焼き込むを参照してください。

以前のバージョンには元の内容が残る
焼き込みによって以前のファイルが変更されることはありません。Docwize はそのファイルを文書のファイルバージョンに残します。プレビューツールバー右上の ファイルバージョンを表示 をクリックすると、降格理由: Annotated として表示されます。この以前のバージョンでは、黒いボックスのない元のテキストがそのまま表示され、一覧から開くこともできます。
そのため、墨消しした文書を共有するときは最新のバージョンを共有してください。また、文書のファイルバージョンを開ける人は、墨消し前のバージョンも開けることに注意してください。

自動墨消し
自動墨消しは、長い文書や、すべてのメールアドレスや電話番号のように同じ種類の情報が何度も出てくる場合に便利です。墨消しする内容を説明すると、自動墨消しがページに墨消しのボックスを追加します。
追加されるのは通常の墨消しのボックスで、すぐにページに表示されます。自分で描いたボックスと同じように確認し、焼き込む前に必要に応じてボックスを追加または削除してください。注釈を焼き込む をクリックするまでは、何も焼き込まれません。

| 項目 | 機能 |
|---|---|
| 新規 | 同じ文書で、自動墨消しとの新しい会話を始めます。 |
| プロンプトの例 | 会話が空のときに、依頼できる内容の例として表示されます。 |
| モデルの選択 | 自動墨消しが使う AI モデルを選びます。 |
| 墨消しをクリア | 自分で描いたボックスも含め、文書上のすべての墨消しのボックスを削除します。 |
| プロンプト入力欄 | 墨消しする内容を説明します。Ctrl+V で画像を貼り付けることもできます。 |

選択したテキストを墨消しする方法
| ステップ | 説明 |
|---|---|
| 1 | 文書をプレビューで開きます。 |
| 2 | 墨消しするテキストを選択します。 |
| 3 | 選択した部分を右クリックし、Redact Text を選択します。選択したテキストに墨消しのボックスが重なります。 |
| 4 | ほかのテキストも同様に指定し、墨消しを焼き込みます。 |

墨消しのボックスを描く方法
画像の一部、署名、ロゴなど、テキストとして選択できないものには 墨消し ツールを使います。
| ステップ | 説明 |
|---|---|
| 1 | 注釈ツールバーの 墨消し をクリックするか、X キーを押します。 |
| 2 | 墨消しする範囲をドラッグしてボックスを描きます。 |
| 3 | ボックスを 1 つ描くとツールは解除されます。次のボックスを描くには、もう一度ツールをクリックするか X キーを押します。 |
矩形を墨消しに変える方法
すでに範囲を矩形で囲んである場合は、描き直さずにその矩形を墨消しに変えられます。
| ステップ | 説明 |
|---|---|
| 1 | 矩形を右クリックします。 |
| 2 | Redact を選択します。矩形が、同じ範囲の墨消しのボックスに置き換わります。 |

自動墨消しで墨消しする方法
| ステップ | 説明 |
|---|---|
| 1 | 注釈ツールバーの 自動墨消し をクリックします。 |
| 2 | プロンプト入力欄に墨消しする内容(たとえば「すべてのメールアドレスと電話番号を墨消し」)を入力して送信します。 |
| 3 | 自動墨消しの処理が終わるまで待ちます。墨消しのボックスがページに表示されます。 |
| 4 | ダイアログを閉じ、すべてのボックスを確認します。必要に応じてボックスを追加または削除します。最初からやり直すには 墨消しをクリア をクリックします。 |
| 5 | 墨消しを焼き込みます。 |
墨消しを文書に焼き込む方法
| ステップ | 説明 |
|---|---|
| 1 | 各墨消しのボックスが正しい範囲を覆っていることを確認します。 |
| 2 | プレビューツールバー上部の 注釈を焼き込む をクリックします。 |
| 3 | Docwize が注釈を焼き込むまで待ちます。黒いボックスがファイルの一部になった状態で文書が再読み込みされます。 |
例:テキストと範囲を墨消しし、墨消しを文書に焼き込む

